気まぐれ日記 2019年9月

2019年8月はここ

9月1日(日)「無力感が続く・・・の風さん」
 日曜日に月が変わった。うるう年でなければ、こういう確率は0.47%だ。長年の学生およびサラリーマン経験から、月曜日からスタートという感覚がある。ブルーマンデーを乗り切ってきたので、今でも構える(気合を入れる)癖が残っている。毎月の1日目つまり朔日も同様だ。気分をリセットして、さあ今月こそ、という気になる(たいてい計画倒れになってしまうが)。それが、日曜日に月が変わると、何となく肩透かしを食った感じがする。今日がそうだった。
 しかし、肩透かし以上に脱力の原因になっていることがいくつかあって、その筆頭がちび助の病気だ。生きとし生けるものはいつかは死ぬ。それは宿命だ。しかし、長寿を全うしてほしいと願う。家族はもちろんペットに対しても、だ。もはや有効な手がない状態になったと知った時、自らの力の無さ、無力感をおぼえる。朝起きて、頭が回転を始めると、すぐそのことを思い出してしまうのだ。
 昨夜の就寝が遅く、今朝は寝坊したので、ワイフはもう出かけていた。
 ちび助の様子が気になるが、次女の部屋からなかなか出てこないので、チェックするのは運の良い時だ。トイレに行っている時を目撃できた。ウンチをしていた。次に目撃した時は、水を飲んでいた時で、これはチャンスと思い、猫用の焼カツオを与えてみたが、食べなかった。痩せて歩きにくそうな印象だったので、後ろ足の爪を各3本ずつ切ってやった。午前中はそこまでで、私の脱力感と無力感は重かった。
 昼食を摂る元気もなく、書斎で執筆を続けた。天気は曇りで、ときどき当地の近くに雨雲が接近してくるが、南の方をかすめて行き、雨が降ることはなかった。
 夕方のホットタイムをしめやかに営んだ。ワイフも元気はない。先週のトールの作品展では受賞し(V2)、今日の体験教室にも地元ケーブルテレビが取材に来たというが、イマイチ気分は盛り上がらない。
 執筆は、今日がマイルストーンに設定した日だったので、最低限ここまでというところまで行く覚悟だった。
 日にちが変わり、午前3時ころやっとそこへ到達したので、出版社へ中間報告をした。忘れていたちび助にミルクをやった。
 シャワーを浴びて就寝したのは午前4時近かったが、眠れぬ時間が過ぎて行った。

9月2日(月)「少しでも軽く・・・の風さん」
 昨日と同じような時間に起床。寝坊だが、超寝坊ではない。出版社へ中間報告を未明にしたことと、先週はちょっと集中し過ぎたので、今日は、気になる雑務を片付けて、身軽になっておくことにする。
 とは言え、ちび助の病状が気になって、私も元気がない。朝食はパス。いきなり hairdye を実施。ルーチンをしながら、お昼までに終了した。昼食もパス。まるで食欲はない。ちび助は相変わらずだ。
 並行して読んでいた5冊のうちの1冊が読了していて、現在は4冊。読了したのは、以前、楠木誠一郎さんからいただいた『西郷隆盛と乃木希典は本当に英雄だったか』(実業之日本社)という長いタイトルの本。内容は、明治時代の面白い話を100紹介したもの。幕末を舞台にした小説を執筆中なので、続く明治時代について勉強する必要があったが、作家の視点でまとめたこの本は、そういう目で読むと得る物が多い。
 で、残り4冊をさらに減らそうと、終わりかけている2冊を取り上げたが、まだけっこうページ数があった(笑)。
 10、12月とセミナーの予定がある。受講応募があれば開催されるものなので、私の本名のブランド力次第ではあるが、とりあえず前泊のホテルを確保した。直前のスケジュールもメモしておいた。
 昨日と同じように、夕方のホットタイムをしめやかに営んだ。次女の披露宴のための上京スケジュールについて、緊急事態(ちび助のこと)になった場合の作戦についても話し合った。あとで兄から電話があり、同じ話をした。福島からやって来る兄も、前泊で皆がそろうのを楽しみにしていたが、困難だと知って残念がっていた。
 日程調整もあって、1日早くちび助を病院へ連れて行った。体重は微増。頑張っている。ネットで知った薬を試しに処方してもらった。
 晩ご飯を軽く食べた。1日1食でも老人は大丈夫(笑)。
 気になっていた雑務として、メール送信や、郵便物、ファックスの準備等々、色々やった。やらなかったのは、屋外作業だけだった。

9月3日(火)「特製の薬・・・の風さん」
 昨日、気になる雑務をかなりやれたので、気分良く起床。心配なのはちび助のことだ。
 できたての半熟ゆで卵とコーヒーで朝食。続けて、ちび助にミルクと特製の薬を飲ませてみた。特製の薬といえば、ペコにゃんの末期にも、錠剤を特製カプセルの中に入れて飲ませたっけ。何でも精一杯努力すれば、後悔は少ない。それが私のモットー。今回のちび助用の特製とは、錠剤がややサイズが大きいので、工夫したということ。この錠剤はズバリ炭で、毒素の吸着が狙いだ。舐めてみたら、味がしなかったので、大丈夫かも、と砕いて水に混ぜて飲ませてみた。うまくいった。水分の補給と一石二鳥の効果もある。
 昨日の雑務の仕上げが残っている……、メールチェックしていたら、観なければならないYouTube動画が出て来た。1時間半のBS録画で、価値ある情報で、勉強になったし小説の示唆も得られた。早速、知人へも情報展開した。動画データを保存してみたら、なんと1GBもあったので、執筆マシンからサーバーへ移動した。
 知人にお礼の電話をし、別の知人に電話をした後ファックスした。その後、キャメロンで外出。快晴で夏のような日差しだが、さすがに真夏よりは耐えられる。
 JPで送金処理と投函、さらに消費税アップ対策として、1円と2円の切手を購入した。どちらも100枚と注文したのだが、品薄らしく20枚に減らした(笑)。近所のUFJのATMでキャッシュを引き出し、通帳記入も。個人通帳は年内破たんが明確になっている。稼いでいないからなあ。
 コンビニへ移動して、ネット購入品の支払い処理をしたが、狙っていたポイント処理ができず、さらにクレジットカードも不可とのことで、現金がまた減った。やばいな、もう。
 帰宅したら、ワイフから冷蔵庫の余り物を食べてくれと言われ、ランチにした。ちょっと予定外だが、私は柔軟に対応。
 あっという間に夕方になってきた。いくらか気合は残っていたので、気になる雑務の最後、屋外作業に出動した。隣家との境界の雑草を手で刈った。短時間だったが、けっこうきつかった。シャワーを浴びて、かき氷を食べ終わったころ、ワイフが買い物から帰宅したので、ホットタイム。その後、ちび助にミルクを飲ませた。いいペースになってきたので、執筆を再開。
 晩ご飯の時に、ちび助が次女の部屋から出てきていて、調子が良さそうだった。こういう日は、こちらも気分が良い。ところが、ソファで横になったら、足の指がつってしようがなかった。草刈りのせいだろう。運動不足なのだ。
 ちび助にミルクと特製の薬を飲ませ、今日の最低限のゴールまで執筆して、早めに就寝。

9月4日(水)「ちび助が安定・・・の風さん」
 起床し、階下へ行ったら、ちび助がおやつを食べていた。元気そうだ。私もその元気をもらわねば。
 朝食抜きで、ルーチンに取り掛かった。片付けも少しした。今日は気になる雑務はあまりなく、強いて書くならメールのやりとりだろう。今後のスケジュールを具体化していくためのメールだ。
 長編小説の第一稿を完成させるためにスパートしている。残っている部分を、ちまちまといじるのでなく、大きくとらえてリファインしていく作戦だ。つまり、削除と挿入によるまさにリファイン作業だ。全体を把握するために、対象の部分を読み始めたら、先週の部分よりもレベルの高い執筆ができそうな感じである。
 通常の朝食を昼に食べた。プラスゆで卵(笑)。
 週間天気予報では、今日は不安定な空模様だったから、屋外作業は予定していなかった。実際に、今日になってみると、降雨は夕方から夜にかけてと予報されていた。次の屋外作業は除草剤の散布なので、やはり今日は屋外作業はなしだ。
 執筆を順調に続けながら、夕方のホットタイムとなった。
 今朝と夕方の2回、ミルクと特製の薬を飲ませることに成功した。その間に、ちび助が2〜3日に1度の大ウンチをしたので(これはハッピーなことだが)、体重を戻すためには、ミルクはしっかり飲ませることにした。やる気が出て来た。
 晩ご飯後も、執筆が続き、就寝前に、ちび助にミルクと別の薬(食欲の出る薬とのこと)を飲ませた。何とかうまくいった。
 ということで、今日は平穏無事というか、まずまずの1日で終わろうとしていた。
 ところが、夜遅くなってから、普通の雨だったのが、雷雨になってきた。他の地方では豪雨のところもある。やはり熱帯気候になってしまったか。

9月5日(木)「スケジュール検討・・・の風さん」
 毎日気にしている天気予報。屋外作業の判断基準だ。今日も不安定。
 今後のスケジュールに関係してくるメールに返信があり、その返信にまた返信した。明日には確定できるだろう。
 毎年秋に内視鏡検査を受けている。そのスケジュールも決めなければならない。病院へ電話して予約しようとしたら、うまくマッチングしない。結局、予想外の10月末になってしまった。その前にやれることはやってしまわねば。
 ルーチンと片付けは、今日もできた。片付けが積み重なっていくと、気持ちが楽になってくる。それが分かっているからやるのだが、効果が出るまで半年くらいはかかるだろう。つまり、年内は難しそう。でも、やるしかない。続けるしかない。
 朝食は抜いたので、昼食に朝食を食べた(笑)。昨日と同じだ。ただし、ゆで卵はもうなかった。
 午後になっても天気ははっきりしない。屋外作業は中止。執筆の続きをやる。
 夕方のホットタイム後、ちび助を病院へ連れて行った。昨日の大ウンチの影響か、体重は微減。でも、安定していると言える。次女の結婚のため上京することを主治医に話し、ちび助の病状が心配で上京しずらいと訴えたところ、入院は可能とのことだった。ただし、食欲が落ちる不安があるという。それも短期間であれば、入院の方がまだ安心とも言える。その方向でスケジュールを作ることにした。
 帰宅して晩ご飯。その後、執筆。今日は、一つの試みを原稿の中へ入れてみた。チャレンジである。

9月6日(金)「今日も日常が続く・・・の風さん」
 書斎の窓の外に蜘蛛が巣を作った。もう1週間以上になるだろう。我が家では私の方針で蜘蛛は保護動物なので、何もしないと言うか、観察だけしている。
 蜘蛛の名前を調べている精神的な余裕はないが、以前にもここに巣を作った種類だと思う。通常は逆さまになっていて(たぶん)、ときどきストンと落下したように見せて、実はちゃんと糸でつながっているから、またすぐ元の位置に戻る。バンジージャンプの最初の挙動みたいだ。
 その蜘蛛が、ここ1週間でずいぶんと大きくなった。ちび助もこんな感じで体重が増えてほしい。
 今朝は朝食を摂った。ルーチンと片付けをやった。ここまでは順調。その後、キャメロンでちょっと出かけて買い物を一つして帰宅した。シャバは特に変化はない。私自身の気持ちの焦りがあって、のんびりと眺められないだけかもしれないが。
 昼食も摂った。昨日の残りのパンと残りのコーヒー(笑)。しかし、ろくに動いてもいないのに、朝も昼も食べるのはよくないな。
 午後は執筆の続き。書斎で執筆マシンに食らいつく。
 天気予報通りの空が続いている。明日が晴で明後日が雨なので、やはり今日やっておいた方がいい。軽装で屋外作業に出動した。除草剤の散布である。道路の雑草と裏の土地の外周部の半分に散布した。ちょっと気持ちが軽くなった。気になることはやっておくのが良い。
 ホットタイム後も執筆。こまかな修正をしながら、相変わらず大局的な修正を考えている。そんなことが晩ご飯をはさんでさらに続いたが、まだ決まらない。
 今日も3回ちび助にミルクを飲ませた。薬も適宜組み合わせて。この効果が出ているような気がする。気持ちが少し軽くなる。

9月7日(土)「天気予報を確かめながら・・・の風さん」
 今朝も天気の心配から始まった。もし執筆が順調で、体調も良かったら、電動草刈り機を使いたいと思っていたからだ。週間予報では明日から雨が続く。
 ところが、朝刊では午後から怪しかった。台風15号の接近が早まるのだろうか。スマホでチェックすると、当地は午後3時から雨の予報。
 ちび助にミルクを飲ませたあと、ワイフは出かけた。洗濯物を取り込むのは午後3時前だな、と思った。
 朝食は普通にトーストとホットミルク。
 ルーチンと片付けを実施。それから執筆再開。残り時間が少なくなってきたので、スパート状態だ。着々と進む。
 昼食はそれほど空腹ではなかったので、ゆで卵とインスタントコーヒーのホット。
 その後も執筆。書斎の窓から眺める空は、晴れときどき曇りといったところか。スマホでチェックすると、降雨開始が午後6時にずれ込んでいた。スマホは便利だなあ。ひと昔前には考えられなかった。
 午後4時前に洗濯物を取り込んだ。ついでに、乾燥させていたストッカーもしまった。屋外作業は中止だ。
 ここまででかなり疲労したので、書斎で横になったら、やがて眠りに落ちた。
 目が覚めたら午後6時。2階の窓を閉めて、階下へ降りたら、明かりがついていて、ワイフが帰宅していた! さっき帰ったとのこと。
 遅いホットタイムになり、ちび助にもミルクを飲ませた。
 晩ご飯の前後も執筆。
 かなり頑張ったが、修正したいところがまだ多い。とりあえず午前1時まで頑張って、今日は閉店。

9月8日(日)「夏の陽気の下・・・の風さん」
 午前中、ちび助の病院だった。ここしばらくよく食べているので、絶対に体重が増えていると思っていた。確信していた。ところが、どっこい、そう簡単には問屋は卸してくれなかった。前回から減少し、最低記録を再び記録してしまった。信じられない。しかし、コンスタントに食べているのは間違いないので、次回を期待することにした。
 帰宅してすぐワイフの提案で、ピザ屋へランチを食べに行った。オーナーの奥さんが自宅療養中で、応援の意味もあった。そうでなくても、ここのピザは美味しい。満腹になって帰宅した。
 今日は朝から夏空が広がっていた。気温も上昇している。拙宅は知多半島の比較的南部にある。海が近いこともあり、気候は温暖だ。今日のような暑い日は、名古屋とどれだけ気温が違うのか、スマホのアプリで調べてみた。午後3時時点で、名古屋が36℃、当地は31℃だった。今日は差があり過ぎだが、通常で少なくとも2℃は当地が低いと思う。ありがたいことだ。
 すぐ執筆にかかれなかったので、書斎でごろりと横になったら、あっという間に1時間が経過した。半分居眠りしていたのだろう。
 気合を入れて、やっと執筆再開。修正中の部分がまだ終わらない。
 ホットタイムをした後、また執筆の続き。修正中の部分があともう少し。そもそもこの章が長いのだ。構成の見直しまでできるだろうか。
 晩ご飯を食べたあとは、あまりゆっくりせず、執筆に戻った。修正中の部分があともう少しで終わるころ、午前零時が目の前になってきた。
 今日3回目のミルクをちび助に飲ませて、書斎へ。とにかくゴールまで到達しなければならない。そこで、ギリギリの第一稿となる予定。
 送信含めてすべて終わったのは午前3時半だった。1週間前とほとんど同じ状況。やはり全体の見直しまではできなかった。ゴールに到達しただけ。
 就寝は午前4時。

9月9日(月)「長男の帰宅・・・の風さん」
 気温が上昇してきたので、やや早く起床した。寝不足だが、創造的な仕事を今日はしないので、乗り切れるだろう。
 寝坊だったので、朝食は手遅れ。
 ピアノの上に、もう20年以上前かな、子どもの雑誌の付録のカセットテープを載せてあった。童話や童謡が録音してあり、開封してなかったので、そのまま捨てることができず、聴いてからにしようと思っていた。今日がそのチャンスと思い、ミニコンポで聴いてみた。ドルビー録音の表示はないが、ドルビーBをオンにして聴くと、テープヒスが見事に消えて(これは期待以上。私の経験からドルビー録音としか思えない)、素晴らしいサウンドになった。しかも、ステレオ録音されているのだ。
 童話の一つは『ジャックと豆の木』で、イギリスの民話とある。ストーリーはうろ覚えだったが、プロ作家として聴いて、子どもに変な思想(偏見と行動)を植え付けるとんでもストーリーだということが分かって、爆笑しつつ大いに勉強になった。これは小説の書き方講座の事例、もちろん良くない事例に使える。
 昼食に、インスタントコーヒーとゆで卵、ミニパンを食べ、ルーチンや片付けに入った。久しぶりに、少し時間をかけて整理していった。
 書斎の窓から外を見ると、今日も快晴だ。夏空というべきか。昨日は台風15号が関東地方を直撃し、今日は太平洋上を遠ざかって行ったが、交通マヒや停電が今日まで尾を引いている。自然災害が起きるたびに、先月から自宅では、ただ一人の読者であるワイフに(笑)語っていることは、来年の今ごろはオリンピック〜パラリンピックだぜ、だ。もはや自然災害は日本の日常になっている。来年のオリンピック〜パラリンピックについては、私はテロの発生を最も恐れているが、自然災害はとうぜん起きるものとして対策を打っておくべきだ、とワイフにのみ語っている。とりあえず、気まぐれ日記にも書いておくことにした。
 チャンスなので、準備万端で裏の土地へ出動した。電動草刈り機を使って、バッテリー2個分の作業を実施した。物置とザクロの木の間の日影で、野良猫の子がじっと老人(私)の仕事ぶりを眺めていた。
 炎天下、1時間の作業を終え、シャワーを浴び、かき氷を作って食べ、続けてワイフとホットタイムを楽しんでいたら、2階で物音がするので、私が確認に行ったら、長男が帰宅していた(笑)。「帰って来たのなら、ちゃんと言えよ!」「気付いているだろうと思って……」いい歳をして、こんな調子だ。もともと今日帰宅することは知っていたが、事前メールで、到着は夜遅くになるものと思っていた。
 その後、長男は友だちと食事に出かけ、ワイフが準備していたごちそうは、私が食べた(笑)。
 長男が帰って来たら、部屋の片付けや生命保険の話があるので、リビングで待っていた。寝不足だったところへ、草刈りまで頑張ってしまい、肉体的に限界をこえたらしい。目が回って来た。
 それでも、そのあと、長男をまじえて話すべきことを話した(ほとんど一方的にならざるを得なかったのだが、仕方ない)。

9月10日(火)「ちび助とシンクロ?・・・の風さん」
 昨夜の就寝はやや遅かったが、今朝は普通に起床した。長男が午前中に帰ると言っていたからだ。短時間の滞在なら、コミュニケーションの機会は貴重だ。
 しかし、実は、昨夜から軽いめまいを感じていた。疲労だろうと思っていた。今朝も同じ症状で、今日の活動が不安だった。
 朝食後、書斎に行かず、リビングやダイニングで過ごした。その間に、長男が起きて来て、朝食を摂ったり、風呂に入ったりした。部屋の片付けについて少し聞いた。どうしても必要な物は持ち帰ると言っていた。その後、駅まで送ったが、加湿器は捨てないでほしいと言われた。壊れてはいないが、使っていて、今後も使う可能性があるというのは意外だった。ま、そういった意思表明が重要なのだ。了解した。
 私自身も元気が出ないが、今日のちび助も何となく精彩を欠いている。昨日と違う。心配だ。
 昼食は昨日に続いて、インスタントコーヒーとゆで卵1個だけ。首も少し痛いので、ロキソニンのジェネリックを飲んで、リビングのフローリングで横になった。昔から、フローリングにそのまま寝るのは得意だった。特に夏は、ひんやりしているし。これができなくなれば、何か異変が起きているということになるだろう。そんなこともなく、2時間以上も寝てしまった。昨日に続いて、電動草刈り機を使おうと意気込んでいたが、やめた。
 恒例のホットタイムで、ちび助が元気がないことを話し合った。動いてはいるが、食欲がないのだ。
 私はやっとルーチンと片付けをしたが、休養だけで1日を終えてはいけない。
 提出した児童書の第一稿の手直しをする前に、一度、全文を通して読んでおくことにした。結局、時間切れになってしまったが、明日最初にやることがこれだな。
 ちび助にはいつも通りに、3回、ミルクや薬を与えたが、元気が出て来る気配がなかった。ちび助が元気がないと私は元気が出ないが、私が元気が出ないのでちび助が元気でないのだろうか。まるで禅問答だな。

9月11日(水)「またゴキ!・・・の風さん」
 朝の5時頃、ちび助の鳴き声で目が覚めた。階下のトイレ付近で鳴いているような感じだった。見に行こうか迷ったが、私自身も簡単に起きられない体調なので、やめた。
 ワイフが出かけるので、少し早起きして階下へ行くと、ちび助はキッチンにいて、普通にミルクと薬を与えることができた。今日はなるべくちび助を気にするようにしよう。
 普通に朝食を摂り、ルーチン後、キャメロンで出かけた。JPとUFJのATMを往復して、投函や送金処理をした。帰りにスーパーで買い物をした。
 午前中、ちび助は水を飲みに出て来た。おやつを与えたが食べなかったので、初めてペット用ポカリを飲ませてみた。最初に私が味見をしてみると、少し甘い。これなら大丈夫と思った。実際、抵抗なく飲んでくれた。これから水だけ飲ませる時はこれにしてみよう。
 私の昼食はまたインスタントコーヒーとゆで卵(笑)。これくらいしか食欲がない。万歩計も1日経過してわずか千歩強などというひどい日もけっこうある。
 今日の天気予報は午後3時から雷雨だったので、スマホとにらめっこしながら、午後2時から電動草刈り機を持ち出した。気になっていた部分の後半である。夏の日差しの下、何とか終えることができた。
 シャワーを浴びてダイニングへ行ったら、ぎょぎょぎょ! 茶色の中ゴキがストーブの前を歩いているではないか! ここ2年間で、ゴキの出入り口はすべてふさいだと思っている。2週間前のレンジフード交換で、換気扇のすき間もなくなっている。しかし、こうして堂々と出現する。信じられない。ゴキジェットで仕留めたが、腹が立って仕方ない。
 その怒りのパワーで、あずきミルクのかき氷を作って食べた。続けてレギュラーコーヒーを淹れてカフェインを補給した。
 ワイフが帰宅し、ミルクとペット用ポカリを飲ませてから、ちび助を動物病院へ連れて行った。今日も元気がなかったので、いよいよ体重の最低記録が出ると思ったら、3日前から微増だった。不思議だ。帰宅したらキャットフードを食べている。
 晩ご飯後は、明日の準備をして早々に就寝した。ところが、熟睡できない中で寝返りを打ったら、顔の前にゴキを感じて飛び起きた。明かりをつけ、毛布をめくってみたが、ゴキは見当たらず。夢だったのか、現実だったのか、よく分からない。恐ろしい経験だった。

9月12日(木)「またまたゴキ!・・・の風さん」
 誕生月とその前後は健康チェック期間にしつつある。昨年6月に受診した名古屋の眼科へ出かけた。
 眼科との深い関係は、東北大学医学部付属病院から始まっている。もう40年以上前のことだ。恐らく原因は卓球をしている時に眼球にピンポン玉が当たったことだと思うが、網膜裂孔になり、冷凍凝固という手術を受けた。愛知県に出て来て、紹介状をもって名古屋大学医学部付属病院へ行き、緑内障が見付かった。手術を受け、完治前に、担当医が実家の病院を継ぐので、患者としてついていった。経過観察中に点眼薬も不要なほど完治し、その後も経過観察中ということだ。途中で色々な不具合も診てもらっている。今後もそうなるだろう。
 今日の結果は昨年と変わりなく、新たな不具合についても、特に処置すべきことでもないとの診断で、様子見となった。
 帰りにゲートタワーに行き、書店で、お目当ての本を探して購入した。1冊間違えたが(笑)。
 他にも買い物をして帰宅したのは午後4時だった。
 名古屋まで出たのは久しぶりだ。通過することはたまにあるが、用事を済ませるのは珍しい。すっかり田舎の人になっている(笑)。
 疲れていたけれど、ルーチンを急いでこなし、階下でワイフが教室を終えるのを待って、やっとホットタイム(雪だるま作ろう)になった。
 ちび助にもミルクを飲ませた。昨日よりいくらか元気かも。
 そんな時に、また恐ろしいことが起きた。ワイフがキッチンの床でゴキを発見し、スリッパで退治した。茶色の小ゴキだったが、ゴキはゴキ。これだけ小さいと玄関や窓のわずかなすき間から侵入してきたのかも、と思ってしまうが、昨日に続いてのことだったので、警戒警報発令寸前である。もしこれから大ゴキが出現して、退治できずに行方不明となったら、また1階の燻蒸処理をすることになる。次年度の対策案を練っているときに、目の前の問題が発生すると頭が痛い。
 少し読書して就寝したが、今日は久しぶりに外出したので、万歩計が6000歩をこえていた。

9月13日(金)「今日はどんな日?・・・の風さん」
 私の好きな13日の金曜日かつ仏滅。何か良いことありそうな(笑)。まさか3日連続なんてことは……ないよね。
 こういう日の確率は0.08%で、1180日に1回くらい巡って来る。3.2年に1回だから、オリンピックより頻度は高い。でも、次回はかなり先だ。ちょっと不安(笑)。
 今日の当地の天気予報は不安定。雨が降ったり曇ったりといった感じ。屋外作業はとりあえず検討せず。窓も全部閉めた状態でスタート。
 ちび助にミルクを飲ませるミッションから、普通に行動開始。ワイフは外出。
 ルーチンと片付けをちゃんとやった。続けて、今週から久しぶりに再会している電子書籍の読書。これは小説作法の勉強になるエッセイで、必読書だが、だいぶ長い間、ご無沙汰していた。やはり勉強になる。作家がいかに考えて作品を作っているか、身が引き締まる思いだ。
 あっという間にお昼は過ぎて、今日もインスタントコーヒーとゆで卵1個のランチ。卵かけご飯や納豆ご飯はどこへ行った?と聞かれたら、さらにダイエットが必要だから、としか答えられない。ボケた脳には甘い物が必要かもしれないが、その他の肉体にはさらなるダイエットが必要だ。
 雨は降らないが、だからと言って屋外作業は危険だし、そもそももう疲れて来た。ソファで横になり、YouTubeの物理エンジンを見ているうちに眠くなった。
 目覚めて、一人おやつタイム。ホットミルクとクッキーにした。ちび助は次女の部屋からほとんど出て来ないので遭遇しない。キャットフードは少し減っている。食べてはいるようだが。
 ワイフの帰宅が遅くなったので、読みかけの自分の原稿を最後まで読むことができた。明日こそ手直しに着手しよう。
 今夜も早めにベッドへ入り、たっぷり読書した。疲れて眠くなるまで読むのがいいな。
 3日連続の悪夢はなかったので、やはり今日は良い日だった。

9月14日(土)「観月・・・の風さん」
 朝から黙々とルーチンをこなした。
 今日もインスタントコーヒーとゆで卵1個のランチ。
 秋田へ電話する用事があったのだが、先方が留守で目的を果たせず。これはまた明日。
 ちび助を連れて病院へ行った。体重がまた減っていて、ほとんど過去最低記録更新。がっくり。栄養をつけさせることを強化しなければならない。
 帰宅する頃には、自分で自分の反省。ちび助が頑張って生きているのに、自分の生き方の甘さが情けなくなった。
 帰宅してすぐ屋外作業に出動。裏の土地の周辺を電動草刈り機で刈った。周辺とは盛り上がっているのり面のことで、ここを刈ると、刈った草が道路に散乱する。これを集めてきれいにする作業の方が大変なので、最終段階にやるのだ。結局日が暮れる頃までかかった。
 いつものようにシャワーを浴びて、あずきミルクのかき氷を作って食べた。汗をかいた後は最高だぜ。
 来週の上京のための新幹線の予約が今日最後の雑務となった。ちび助のために1泊だが、最短で帰って来るスケジュールを組んだ。33時間で帰って来るスケジュールだ。
 昨夜は中秋の名月で、今夜は満月だ。寝る前に観ておこうと、車庫の上にのったら、南方向のかなり高い位置にあった。明るい! 江戸時代、これなら、白い道を提灯なしでも歩けるな、と納得した。何せ、自分の影がくっきりと出るほどの明るさなのだから。

9月15日(日)「特殊雑務たくさん・・・の風さん」
 朝から快晴である。朝刊によると明日は降水確率が50%だったので、早めに除草剤を散布しようと思った。
 昨夜申し込んだ新幹線のチケットは無事確保できた。
 最低限のルーチンをこなしてから軽装で出動。昨日刈った裏の土地の周辺部(のり面)に散布した。これが効果を発揮すると、年初というか、今年のスタートラインにやっと戻れることになる。その状態をずっと通したかった。しかし、梅雨が長かったのと、不安定な天候が私の草刈り・除草計画を妨害した。これからは雑草の伸びは鈍化するはずなので、来年のスタートラインへ向けて、天候不順でも維持できる態勢を整えるつもりだ。
 ちび助のための新しいサプリを主治医に推薦してもらったので、ホームセンターへ行ってみた。残念ながら店頭にはなかった。帰宅してネットから発注した。消化器系内で、窒素をトラップして便として排出させる効果がある。つまり、腎臓病の猫がなりやすい尿毒症を防ぐのが目的である。決定的な薬がない中、こういった方法が使われている。
 ルーチンの続きをやり、今日の特殊雑務ということで、昨夜発見した1階の洗面所のすき間をすき間テープで塞いだ。屋外とつながっているとは思えないが、逃げ込むことができるスペースなので、完全に塞ぐことができてひと安心。ゴキ対策はどこまでも続く(笑)。
 今日はまだ特殊雑務が気になったので、長くご無沙汰していた知人のメアドを確認した。結婚披露宴で履く靴を磨いた。それから、たまっていた名刺のデータ保管もした。あとは、読書をたくさんした。執筆再開へ向けて、準備運動みたいな状態だ。

9月16日(月)「今ごろ花粉症・・・の風さん」
 いつものように寝坊で起床。シャバは敬老の日で祝日で、私は毎日敬老の日か(笑)。やれやれ。
 午前中、リフォーム会社が、先日の工事の確認に来た。これで今年の大きなリフォームはすべて終了。来年は来年の収入の見込みをしながら計画することになる。たくさんやれると楽しいので、結局、作家業を頑張るしかない。
 ドラッグストアに一瞬買い物に行ってきた。それほど交通量は多くはなかった。
 帰宅し、おにぎりのランチ。
 秋田在住の二人の先生と電話で話すことができた。2年後の全国和算研究大会へ向けて、重要なアドバイザーになっていただく予定。後日、資料をお送りする約束をした。
 この頃から花粉症がひどくなった。今ごろ何で?という感じだが、仕方ない。いつ発症してもおかしくない花粉症男だ。アレルギーの薬を飲んでおいた。
 昨日発注したちび助のサプリがお急ぎ便で届いた。尿毒症対策なので、これから必需品かもしれない。早速水に溶いて飲ませてみた。味がないので、飲んでくれた。
 晩ご飯前は疲労と花粉症でダウン。
 晩ご飯後、気になっていた、来月の東北地区和算交流会の参加計画を練ってみた。全く自由の身ならスケジュールは作れる。しかし、ちび助にミルクや薬を二人がかりで上げている状況から、私の不在時間はできるだけ短くする必要がある。それを考えると、満足できるスケジュールが作れない。さんざん考えたあげく、この計画は断念することにした。明日、事務局の先生へ電話で伝えよう。
 明朝は早いのと、花粉症がちっとも治らないので、強い薬を飲んでベッドへ向かった。

9月17日(火)「またちび助とシンクロ?・・・の風さん」
 今朝は世間並みに起床。ワイフを駅まで送り、朝食後、ルーチンをこなしながら、週末の披露宴に向けて hairdye 。
 そこで早くもエネルギー切れで、仮眠に入った。
 昼食はインスタントコーヒーとゆで卵2個。
 重要なメールを送ったり、電話をかけたりしながら、たらたらと過ごした。仮眠しても復活しない。どうも世間並みに起床すると体調がシャキッとしない。でも、血圧はまともだし、その他も著しい異常はない(小さな異常はあるが)。花粉症もおさまっている。
 ちび助は相変わらずで、ワイフと共同でなくてもできる薬は2回飲ませた。やはりちび助と元気さがシンクロしているのかもしれない。
 夕方ワイフが帰宅して、サンドイッチの晩ご飯を食べてから、病院へ連れて行った。
 また体重が微減で、最低記録更新だ。やはり私の体調はちび助とシンクロしているらしい。やれやれ。
 帰宅し、気合を入れて、執筆態勢に入った。先ずは、児童書の第一稿の手直しから……と思ったら、編集者の最初の指摘でつまづいた。自分でも消化不良のところだったからだ。資料はあっても、判断できずにあいまいに書いてあった部分だった。
 どう修正するか決められないうちに、閉店時刻になった。睡眠は重要だ。

9月18日(水)「重たい日常・・・の風さん」
 書斎の窓の外の蜘蛛がさらに大きくなっている。どこまで成長し続けるのだろう。今時、珍しい光景だ(あらゆるものの成長が鈍化している社会だから)。
 長年、我が家も、今はなくなった実家も、レギュラーコーヒーはUCCである。頑固一徹か(笑)。そのコーヒークーポンがかなりたまっていて、応募の催促が来たのを幸いに、几帳面な私が整理してみた。昨夜、ワイフが始めた作業のバトンを受けた形。やり始めると徹底してしまう性格が出て、台紙にすべて貼り終えた。景品の最高額は、ディズニーリゾートのペアチケット(今なら現金で14800円の価値)だが、そこまではさすがに無理だった(でも現金で12000円相当あった)。別の物を選んで、残りはバンクにためておくことにした。
 途中で、2週間に1度のヤクルトレディが来た。確かに整腸効果があるので、今後も飲み続けたいが、定期的な来宅購入はストレスなので、今後はスーパーなどで購入するからと断った。約1年間の試験に感謝。
 昼食は、実に久しぶりのインスタントラーメン。
 その後、疲れて仮眠。
 夕方からルーチンを開始した。身辺が少しずつ片付いて行く。しかし、目に見えてその変化が分かるには、半年から年単位の時間を要する。馬力はなくても、粘り強い性格は健在だ。
 ワイフと月例の墓参に行った。今朝降った雨は上がっていたが、墓石は濡れていた。1か月ぶりなので、枯れ葉がたくさん落ちている。自宅周辺とは違う種類のセミが鳴いている。穏やかなひと時だ。
 ホットタイムになり、当面の課題を話し合う。ちび助のミルクは今日から1日4回に増やした。これ以上の体重減を見ていられない。
 晩ご飯前後は執筆の続き。児童書の手直しがけっこう骨が折れそう。編集者の目の付け所が鋭いのだ。頑張らねば。
 閉店にして、就寝のため、2階の洗面所で引き出しを開けたら、茶色の小ゴキを発見! すぐにゴキジェットで引き出しの中をシュパッとやったら、飛び出して下の引き出し(ここにゴキジェットがあった)に落下した。仕留めたことは間違いないが、ショックだった。日常の中の大事件である。今日も大事件は多かったな。

9月19日(木)「特殊でも日常・・・の風さん」
 昨夜仕留めたヤツを引き出しの中で見つけた。見間違いではなく、茶色の小ゴキだった。あらためて覚悟が……。
 昨日整理したクーポンについて、念のためコールセンターに確認してから、郵送の準備をした。その時、先日、編集者へ送った郵便物の切手が料金不足(定形外のため)だったことに気付いた。だめだ〜、ボケだ。すぐに謝罪メールを送った。
 天気も好いので、キャメロンで外出。JAに寄り、ポストで投函し、UFJのATMに回った。ここまでは、手順をメモしておいたので、すんなりとできた。
 それからドラッグストアに回り、ホウ酸団子を購入して帰宅。まさか今ごろまたホウ酸団子を設置することになるとは思わなかったが、……。
 今回の重点は2階である。油断だった。各部屋の隅はもちろん、洗面所と廊下にも置いた。これらは万一侵入されても、ホウ酸団子を食べてくれれば、発見した時に弱っている可能性があるため仕留めやすいという効果がある。昨夜の小ゴキは元気だった。2階にホウ酸団子の類はなく、階下から上がって来たとも考えにくかった。
 さらに徹底するため、侵入口を想定した。2階はあちこち窓を少し開ける習慣がある。当然網戸がしまっているが、掃き出しの窓は、レールの両端に切れ目がある。そこは網戸の下との間に見事にすき間が生じている。小ゴキならするりと入って来られる。それらの場所に、ゴキ撃退薬を塗っておいた。雨が降ったら流れてしまう恐れがあるので、雨が降ったら翌日にまた塗ることにする。いや〜、我ながら執念だね(笑)。
 卵かけご飯でランチにして、また仮眠。
 特殊なことをしているようで、その特殊なことが結局日常のようなものだと最近わかってきた(遅い)。だから、日常でも疲れる。片付けは進んでいる。
 上京前後はちび助のケアは特別態勢なので、点滴も1日おきだ。夕方のホットタイム後、病院へ連れて行った。体重は微増。最低記録から元に戻った。頑張らねばならない。
 晩ご飯の後は執筆。やっと執筆だ。いくらか進展したが、かける時間が短すぎる。明日こそ、一気にやってしまおう。

9月20日(金)「震災とラップする思い出・・・の風さん」
 今日は終日自宅で過ごす予定。恐らく変化のない日常になるだろう。
 起床して真っ先にやることは、ちび助に与えるミルクの準備だ。冷蔵庫から出して、シリンジ(注射器)に入れ、室温放置させておく。
 朝のルーチンが粛々と進む中、トーストとホットミルクの朝食を終えるころ、ちび助にミルクを飲ませる。ワイフと二人がかり。同時に、何らかの薬を別のシリンジで飲ませる。現在はそれが3種類ある。
 書斎に入って、先ずルーチンだ。心がけているのは、1日に1ミリでも前進させる部屋の片付けである。今日は、8年前の思い出の品物が出て来た。
 2011年2月、母が心筋梗塞で救急車で運ばれた。それが事件の発端だった。母は病院を脱出し、私は福島県の実家へ駆けつけたが、もうひと晩ともたないだろうと思われた。それを町医者の協力でからくも生きながらえるきっかけを得た。ヘルパーさんの参加も見逃せない。帰宅した私は、会社に申請を出して、介護休暇を申請し、3月に再び実家へ。そのとき、町医者の助言で専門病院を受診した。母をだまさないと連れて行けなかった。診察結果は「重度の認知症です。いつでも措置入院可能です」だった。衝撃だった。「また来月来るからね」と言い残して、帰宅途中、東京で下車したのが、3月11日の午後である。東日本大震災を東京で被災した。母は幸い無事だった。私はその日は帰宅難民になったが、以後、毎月、介護休暇を取得して福島へ通うことになった。東日本大震災とは別の理由で通っていた。しかし、思い出は、震災とラップすることばかり……。
 あとで書類をワイフへ見せて、思い出を語り合い、一部はスキャナーで読み取ってドキュメント化し、処分する準備が完了した。
 昼食は、今日も卵かけご飯とお茶だけ。
 午後は、仮眠をせずに、執筆を再開した。
 明日の出発の準備もしながら、いつも通りに夜が更けて、ベッドに倒れ込んだ。なんだ、仮眠しなくても大丈夫じゃん(笑)。

9月21日(土)「留守番のちび助(1)・・・の風さん」
 やや早起き。朝から緊張している。自分一人で気ままに出かける時も多少の緊張はあるが、病気のちび助を留守番に、自宅を33時間夫婦で不在にするのは、不安なのだ。何と言っても、その間、ミルクや薬を与えることができない。自分でちゃんと食べてくれるだろうか?
 特別態勢なので、今朝も病院へ連れて行った。10時に予約してあり、点滴をしてもらった。体重は現状維持(2日前と同じ)。
 帰宅し、最後の出発準備をし(危くネクタイを忘れるところだった)、今日2回目のミルクと薬をちび助に飲ませ、イワシも少しやり、自分たちは珍しい冷やしうどんで昼食にした。キャメロンに荷物を積み込んで、最寄りの駅に駐車。2日間なので千円をポストに入れる。私は真夏のようなTシャツとジーンズという格好だが、最大の荷物はモーニング一式。ワイフの留袖は長女の訪問着と一緒に会場へ宅配してある。名駅に着いた。台風17号の影響が心配だが、旅行中は雨に降られませんように!
 お土産を購入し、予約購入してあったのぞみ切符を入手して、乗車。3連休の初日だったので、妙な時間帯だが、3人掛けの通路側2席である。疲労はあったが、今夜からコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を活躍させるので、取説を読んで復習(しかし、半分しか読めなかった)。
 Webカメラでの留守宅チェックは3か所ができる。1か所は、自動給餌機のカメラでエサ1か所。ただし、赤外線カメラではないので、夜は見られない。あと2か所は普段は防犯用にしてあるやつを、対象を変更した。1か所はメインのエサの入れ物、もう1か所はトイレだ。ちゃんと見られることを確認した。
 午後6時に、長女が予約してあった大塚駅近くのホテルにチェックインできた。昼前から上京していた兄貴夫婦も既に到着していて、6人になった。
 タクシーでサンシャイン60のナンジャタウンに行き、餃子で晩御飯にした後、展望台にのぼり、東京の夜景を楽しんだ。TDRの花火が見えて、短時間コンデジで録画もした。光学ズーム(望遠)ができるので、画像を劣化させずに撮影できる。のぞみ車中で取説で勉強しておいてよかった。
 再びタクシーでホテルに戻り、コンビニで飲み物を買ったあと、僕らの部屋に集合し、ドーナツを食べながら、明日の相談をした。
 ここまで何度もWebカメラでちび助の様子を見ているが、メインのエサが減り出していて、トイレにもした跡が確認されている。とりあえず無事だということだ。
 天気はもったし、今日も昼寝せずに普段通りに就寝できた。

9月22日(日)「留守番のちび助(2)・・・の風さん」
 昨夜の打ち合わせ通り、8時に朝食レストランに集合した。緊張が続いているせいか、私は朝から満腹気分で食欲はあまりない。サラダとヨーグルトで済ませた。今朝のWebカメラの確認中に、偶然、トイレでオシッコをしているちび助を目撃。さらに、メインのエサが期待以上に減っていたので、驚いた。自宅にいたら、ここまでで、3回はミルクを飲ませていたはずだ。
 結婚披露宴会場の東天紅まで、私の提案でタクシーで行くことにしたので、チェックアウト直後に出発で十分間に合う。それまで部屋でゆっくりした。
 30分ぐらいかけて、モーニングを着込んだ。父から受け継いだモーニングで、昨年の長女の結婚はもちろん、仲人でも使っている。ワイフから「お父ちゃんに、そっくりだね」と何度もいわれる(笑)。
 兄貴も長女のダンナも礼服に着替えて、タクシーに乗車した。執筆中の児童書の舞台になっている付近を通って、会場に着いた。今のところ快晴である。
 新郎のご両親がロビーにいるのを見つけ、その後、長い時間、新郎のお父上と歓談。私の本を読んでくれていて、その話などで盛り上がった。なかなか研究熱心な(凝り性という方が近いか)お父上だ。こういう人を、現役時代、私は現場で何でも遭遇している。話を聞いていると勉強になる。
 既にモーニングに着替えているので、新婦の親族控室へ移動した。そこから不忍池が眼下に展開していて、良い眺めだ。天気が好いが、予報では午後から崩れる見込みだ。せめて披露宴が終わるまでもってほしい。遅刻を心配していた長男も間に合った。どこで着替えたのか、既に礼服を着ていた。
 ちび助の様子をチェックすると、メインのエサがさらに減っている。トイレの様子も変化している(大小ちゃんとしている)。ワイフは「寂しくて食欲なかったらどうしよう」と心配していたが、そんな気配はない。私はとにかく強制的なミルク投与ができないのが心配。
 式のリハーサルに続いて、親族紹介後、式が始まった。新郎は元々いい男(現代用語でイケメンという)で、次女はさすが東京の美容師さんが仕上げたせいだろう、まるで女優かタレントのように美しかった。牧師さんは手慣れたもので、幸福ムードは最高潮になった。良いムードの中(カーテンが開いて外の景色が見えた瞬間、曇り空ながら、雨が降っていなかったのはラッキーだった)、教会式人前結婚式が終わった。
 親族だけの記念写真も楽しく終わり、披露宴となった。
 披露宴にはずいぶん出席しているが、昔は友人らの余興で盛り上がっていたのが、最近は、式場で用意したオプションが豊富で、それらで十分楽しめる。いちいちすべてを書かないが、たとえば昔のキャンドルサービスに匹敵するものとして、ビールサーバーを背負った新郎が各テーブルを回ってビールを注いで歩くといのがあった(笑)。新米夫婦は大のビール好きだから。新婦のお色直しの衣装の色当て三択クイズでは、私たち夫婦は見事に当てた(当てなければいけなかった)。
 台湾料理を楽しみながら、わずかすき間を狙って、私たち夫婦は、主に新婦側の列席者に挨拶して回った。次女の高校時代のラグビー部の関係者が多く、彼らとすぐ意気投合したのは、私と同種族だからだろう。意味深な表現をしたが、私も高校時代は、冬の体育ではラグビーがメインだったからだ。
 長女がサプライズプレゼントでエンドロールを提供したのには、本当に驚いた。こういった性格は私譲りかもしれない。散財の穴埋めが後で大事だ(笑)。
 最後は、新婦から両親(私たち)への手紙の朗読と花束贈呈そしてオプションの感謝状贈呈で、泣かせてくれた。新郎のお父上の挨拶で披露宴は締めくくられた。
 出席者をお見送りしたあと、親族だけで写真を何枚も撮り、更衣室でモーニングからTシャツに着替えて、やっと楽になった。ロビーでゆっくりしていたが、まだ雨は降っていない。ほとんどの出席者は雨に降られずに帰ることができただろう。Webカメラでチェックすると、エサがほとんどなくなりつつある。これは驚きだ。ふだんこんなに食べていない。ここまでで、5回分のミルク投与がパスされているが、その心配はもうなく、残るは薬の投与が止まっていることだけだ。
 着物だった女性陣の着替えはなかなか終わらなかった。そうこうしているうちに、新郎と着替えた(兄いわく、白鳥の湖のバレリーナ風の)新婦がロビーに、突然現れた。その格好で、近くの二次会に出席するという。サプライズであり、友人たちへのサービスなのだろう。この目撃は(待ちぼうけ組にとって)ラッキーだった。
 女子更衣室は小さな個室が3つしかなく、洋装の人もそこで着替えていたので、大混雑だったそうだ。兄嫁が応援にかけつけて、何とか着替えて出てきたが、恐ろしく時間が経過していた。そして、とうとう雨が降り出した。
 タクシーを呼び、兄夫婦と長女夫婦は昨夜のホテルに戻り、私とワイフは、長男と一緒に東京駅へ直行した。今さら時間は変更しないが、ちび助のエサがなくなるのが心配なくらいだ。東京駅まではホテルよりも近かった。
 荷物が増えて大変な中、のぞみに乗車した。昨日はほぼ満席だったが、今日は、3列シートを二人で独占し、軽く晩ご飯を食べながら、疲労回復を目指したが、全然無理だった。名古屋で最寄り駅に止まる終電に乗車し、雨の中、キャメロンに頑張って荷物を入れ、帰宅した。
 ちび助は元気だった! メインのエサはほとんど空で、サブのエサの方も半分くらい減っていた。トイレもせっせと利用したらしい。
 必死に片付けをしたが、すぐ午前零時は過ぎ、やがて1時も回ったが、何か飲食をしたいという欲求もなく、ただ疲労感と戦っていた。それでも、私はやっとファイト〜一発ドリンクとバナナで少しパワーを得て、シャワーを浴び、就寝したが、ワイフはその後、どうしたか知らない(笑)。

9月23日(月)「花嫁の父だった?・・・の風さん」
 寝不足でも寝坊はできない。階下へ降りると、ちび助のエサが減っていない! 帰宅するまでとのこの違いは何だ! やはりストレスなのだろうか。
 とは言え、昨夜、主治医が処方した薬を飲ませられなかったので、早速準備して飲ませた。
 遅い朝食後、予定していたちび助の病院だ。今日までが特別態勢。ワイフが寝ているちび助を発掘しに行ったが「見つからない!」と騒ぎになった。家中探しても、見つからない。私は念のため、外まで行ったが、もちろんいるはずもない。何度目かに次女の部屋に入って探していたら、何と、机の引き出しから出て来た。初めての隠れ場所だった。やはりストレスがあるのだろう。今日からちび助へのミルクや薬の投与は、夜1回だけにしてみる。
 やや遅れて病院に着いた。体重は微減。あんなに食べていたのに! 不思議だ。
 帰宅し、少し後片付けをしたが、また疲労感が襲ってきた。昼食後、リビングで昼寝。その間に、知人の先生から宅配が届いた。最近、毎年送ってくださる季節のものだ。ありがたい。
 ホットタイムの時刻になって、いくらか元気が出て来た。
 新婚に次女たちは、ハネムーンでパリへ向かう途中だ。到着は、日本時間の翌朝早い時刻だ。無事に着けば連絡があるだろう。ツアーではないので、ハプニングが多いだろうなあ。
 晩ご飯の前にルーチンをこなしたが、日常の片付けまではできず。
 結局、いつも通りに閉店して就寝することになった。昨日の花嫁の父は、わずか1日で普通の人に逆戻り(笑)。

9月24日(火)「やっと自由ヶ丘訪問・・・の風さん」
 午前7時、まだベッドの中にいた。ベッドサイドで充電中のiPhoneが鳴った。次女からのLINEメッセージで、パリに無事着いたとのことだった。サマータイムなので、向こうは午前零時ということになる。それでも予定通りなのである。老爺だが老婆心であれこれ返信しておいた(笑)。
 昨日はたっぷり休養したはずなのに、今日も元気はイマイチ。ちび助の様子はまあまあ。特別態勢からは戻したので、明後日の点滴までの様子を注視しなければならない。ストレスを減らして、どれだけ食欲を維持できるか、だ。
 ルーチンと片付けをやった。私も日常に戻りつつある。
 昼食は卵かけご飯とお茶。これも日常だ(^_^)。
 今日は、田村先生と食事の約束をしていた。私がのろまでなければ、昨年台湾で出版された翻訳本を持って、近況報告に行かねばならなかったのだが、ずいぶんと遅れてしまった。最短時間で自由ヶ丘キャンパスに着くスケジュールで出発。タイミング良く、ワイフが駅まで送ってくれた。
 駅に着くと、な〜んだ、先週末上京のために乗った電車と同じだ。金山で地下鉄に乗り換えて、自由ヶ丘で降りた。
 事務室へ行き、ここでも久しぶりの歓談を事務員と。長い付き合いだ。お嬢さんが結婚し、お兄さんが来年定年とのこと。お兄さんの職場に、私の元部下が出向しているという偶然。
 田村先生のお部屋へ行ったら、隣が以前大野先生のお部屋で、その後、中国からの留学生で助教になっていたSが使っていたのが、今は、助教になったFさんの部屋になっていた。Fさんは、大学院生の時、私の講義を受けてくれた人だ。今日は挨拶はパスしたが、時がたつのは早いものだ。
 1時間ほど田村先生の部屋で歓談したあと、食事に出かけた。地下鉄に乗り、久屋大通のビルの上にある中華料理屋に行った。窓際の良い席に案内してもらった。工事が始まったテレビ塔がすぐ近くに見える。
 田村先生は聞き上手なので、私の与太話に対し、本質を突いた質問の矢を放ちながら、熱心に聴いて下さった。
 帰宅して、田村先生からいただいたお土産の饅頭をワイフと食べながら、早速反省会となった(笑)。
 ちび助の状態は落ち着いている。就寝前に薬を飲ませたが、1日1回にすると、薬の飲ませ方というかサイクルが難しい。明後日、主治医に相談しなければ。

9月25日(水)「寝たら死ぬ?・・・の風さん」
 普通に起床したが、体が痛い。特に首。寝違えたか。朝食後、ロキソニンを服用してみた。上京してから、まともに動いているので、外出しない日も、なるべく体を動かそうと思い始めている。冬山遭難ではないが、寝たら死ぬぞ、と自らにいい聞かせている。
 田村先生からの返信を確認し、郵便物を用意し、歩いて投函に出かけた。非常に好い天気。朝から暑いくらいだ。この散歩とも呼べないウォークで、万歩計は千歩近く進む(笑)。
 ルーチンと片付けをやり、インスタントラーメンの昼食を摂った。
 秋田の二人の先生へ送る郵便物を準備した。色々な仕事があるが、面倒でも複数回に分けておこなうと、つまり時間がかかっても、そのうちゴールにたどり着く。かつて大野先生に教えられたやり方を実行している。できるだけ仮眠しないようにすれば、生産性の低下は極力おさえられそうだ。
 時間になったので、屋外作業に出動した。今日は完全武装で、電動草刈りだ。物置を開けて、携帯蚊取り線香に火を付けていると、ちゃんと蚊が寄って来る。まだまだ油断はできない。今日は、中央部分で、まだそれほど伸びていない。これなら全部刈れるだろう。約1時間、バッテリーを3個目の途中まで使って、終了した。草刈り機の部品などを洗い、バッテリーに充電している間に、シャワーを浴びた。真夏ほど汗はかいていないが、手は抜かない。
 もう季節外れに近いが、かき氷を作って食べた。気温が高くないので、氷がなかなか融けない。
 さすがに疲労したので、寝たら死ぬぞの言葉も無視して、ベッドに横になった。読書しようとしたが、すぐに眠くなった(笑)。
 ワイフが帰宅し、晩ご飯になり、テレビでニュースを見てから、書斎に入ったが、お! 約6時間の休憩(仕事をしない時間)になってしまった。やれやれ。
 明日の行動計画を立てた後、来月のセミナーで使用する講義スライドとテキストの見直しをした。これも、複数回に分けてしている準備だが、明日はそれらのデータを送ることになる。
 書斎は閉店にし、最後はベッドで読書して、本日は終了。明日も頑張らねば。

9月26日(木)「ちび助のケア方針変更・・・の風さん」
 今日も天気は好い。昨日は寝たら死ぬぞを貫徹できなかったので、今日こそ。
 ハネムーン中の次女からワイフにLINEがあり、パリを楽しんでいることが分かった。ひとまず安心。
 朝食後すぐ、秋田の二人の先生へ送る資料をさらに充実させて、キャメロンで外出。JPでレターパックを購入し、その場で宛先を書いて投函した。もうすぐ郵便料金が上がるので、出せるものは早めに出しておかねば。UFJのATMでも、現金の移動をしておいた。通帳の更新も。
 帰宅して、ルーチンに取り掛かった。片付けもおこなった。昨日準備したセミナーのデータを送付した。昼食は久しぶりの納豆ご飯。
 ちび助の食欲がない。ストレスかと思っていたが、どうも違うようだ。上京中の見違える食欲は、特別態勢つまり点滴のサイクルを3日から2日に変更したことが大きな効果を生んだのだ。
 なるべく体を動かすようにしているので(寝ないで)、気になっていたボックスへのキャスター取り付けをおこなった。準備は万端だったので、始めたら早かった。あっという間に終わった。出来はもちろん完璧。また気が楽になった。
 夕方、ワイフとちび助のことを相談し、主治医に話す内容を決めた。ちび助にミルクを与えて、病院へ出発した。
 案の定、体重が微減。最低記録更新。もう待ったなし。点滴のサイクルを1日おきにする必要があるという考えを説明した。主治医は了解。さらに、そうすることで、費用負担が大きくなることと、通院が大変になることも言い、1日おきに自宅で点滴をしたいと提案した。以前、主治医が自宅でやることも可能と示唆していたからだ。そこですぐ、講習を受けた。そして、今夜の点滴は、主治医の指導を受けながら、私がおこなった。初めてだったが、何とかやれた。自宅でおこなう場合は、薬液以外はすべて使い捨てになるという。明後日から自宅で練習を始め、うまく行けば、新しいサイクルになる。
 何となく希望が出て来た感じで、私は気持ちが明るく前向きになった。
 晩ご飯の時に、ワイフと色々な相談をした。明日、ワイフは長女と会うので、そこで話し合ってもらうことをお願いした。こういったことは特別でも何でもなく、結局、日常のこと、最初は初めてでも、普通のことになっていく。これが普通の人生なのだ。
 今日は、仮眠も昼寝もしなかった。この調子で行こう。

9月27日(金)「5年ごとが途絶えた・・・の風さん」
 寝たら死ぬぞ、休んでいる場合ではないを、今日も実行しよう。
 やや早起きしてワイフを駅まで送った。急いでルーチンを終了させ、今度は、私がキャメロンで外出。
 途中駅の近くのパーキングに置いて、名鉄に乗車。目的地は県の運転免許試験場で、免許証の更新に行くのである。昨夜の検索で、4回乗り換えのパターンを選択していた。ここから約1時間半で千円だが、実はこれが一番早くて安い方法だった。ワイフは「面倒だからやめたら」と言った。しかし、ワイフのお勧めだと乗り換えが1回減るが、料金は最も高く、時間も最長になる。だったら、YouTube風に「・・・やってみた」で、調べてみることにした(笑)。
 2回目の乗り換えが余裕あり過ぎだった。特急と急行をやり過ごして、普通に乗車した。3回目の乗り換えが名鉄から地下鉄だったが、駅が離れている上にルート案内がない。仕方なく通行人に尋ねたら、気の毒そうな表情で、何度も何度も繰り返し説明してくれた。実際に歩いてみたら、幸運がなければたどり着けない場所にあった(私は幸運だった)。最後の乗り換えはバスで、余裕だった。結論は疲れた。
 懐かしい場所に着いた。10年前に来た時は、初めて国際免許証を同時に取得した。直後、有休をとってドイツへ行き、学会発表した。大野先生ご夫妻も一緒で、ミュンヘンのオクトーバーフェスト、シュツットガルトのベンツ博物館、ロマンチック街道、ローテンブルクなどを堪能した。5年前に来た時も、同時に国際免許証を取得した。ワイフと長女を連れて、またドイツへ飛んだ。ワイマールに留学中の次女を慰問するのが目的だったが、各地でクリスマスマーケットを堪能した。前回を上回る千km以上を走行した。
 今回は、次女はハネムーンに行っていて、パリの後はミュンヘンへ行く。長女も1年遅れのハネムーンに11月に行く予定で、目的地はやはりドイツである。どちらかに便乗して、私たち夫婦もドイツへ……というわけには行かなかった。何しろお金がない。そして、ちび助の病気が心配で、長期間留守にするわけにはいかないのである。だから、チャンスはあったが、国際免許証は取得しない(そもそもパスポートが切れている)。思い出にひたる免許の更新ツアーだった。
 帰りに名駅で降りて、三省堂書店に寄った。2冊購入予定があり、PCで検索すると在庫ありだったが、指定の場所にはなかった。客も多く、繁盛しているように見えた。人口の多いところはこんなものか。
 置いてあったキャメロンのハンドルを握るころは薄暮になっていた。
 帰宅し、珍しく空腹を感じたので、さっさと晩ご飯にした。もっとも卵かけご飯とお茶というランチメニューだったが(笑)。
 遅くワイフが帰宅し、ちび助にミルクを飲ませ、私はいつもより早めに就寝した。


9月28日(土)「初点滴・・・の風さん」
 6時起床。私にとっては大変な早起き(笑)。朝食も摂らず、町内会(正確には区会)の除草作業に出動。裏の土地の草刈りとほとんど同じ格好なのは、我ながら笑える(笑)。しかし、手で刈る。エンジン付きの草刈り機には、あえて手を出さない。電動式と似ていると思うが、それなりに肉体的に苦痛なはずだ。
 団地内のメイン道路沿いの草刈りなので、クルマがよく通る。道の両側に展開して草刈りをすると、車道の有効部分がせまくなるので、片側ずつやりましょう、というナイスな提案があって、早速スタート。大勢が集中すると、戦争ではないが、効率が良いのである。安全面はもちろんだが、どんどん作業が進んだ。
 ……と、突然、トラブル発生。たまたま通行中の車両に、エンジン草刈り機のはねた小石が当たって、後部窓ガラスが破壊して消滅した。中央部に直角に当たったのだろう。自分でクルマを運転していて、エンジン草刈り機で作業をしている横を通ることがある。これからは、十分距離をおいて走行しなければならない。
 約1時間の作業を終えて、軽くシャワーを浴びた。ちび助にミルクを与え、自分もトーストで朝食にした。
 ルーチンを始めたが、すぐに疲労感が襲ってきた。寝たら死ぬぞ、とは思ったが、しばらく横になった。
 インスタントラーメンの昼食のあと、片付けをした。本当に少しずつだが、書斎と廊下の色々な物が減っていく。
 キャメロンで出かけた。買い物をし、ホームセンター内の見て回った。家のことで、自分でやらねばならないことがたくさんある。これらも少しずつやっていくのが楽しみだ。帰宅してインスタントコーヒーでひと息入れた。
 教室を終えたワイフが買い物に出かける前に、ちび助の点滴をすることになった。我が家での初点滴である。
 道具一式をサンルームに持ち込み、テーブルの上で、基本的なセットを終えた。ワイフがちび助を連れて来たら、注射器に薬液を入れ、針を刺して注入することになる。動物病院で実際に指導を受けながらやってはいたが、その通りにできるかどうか、油断はできない。
 手順は多いが、何と言っても最大の難所というか、ポイントは針を刺すことだ。病院でも経験したが、ちび助の皮をプスッと貫通させるのである。この感触は気持ちの良いものではない。ちび助だって感じないはずはなく、ちくりと痛いはずだ。
 男は度胸で、強い気持ちを持って実行した。今日は6サイクルの操作で、無事に注入を終えた。ミルクや薬を与えたあとは、ちび助はすぐねぐらへ逃げ込んでしまうが、点滴後はそういうことはなく、落ち着いていた。
 初点滴で私の方が疲れてしまった。
 晩ご飯の後、少しだけ雑用をして、早めにベッドに向かった。

9月29日(日)「長年の友人来たる・・・の風さん」
 普通に起床した。昨夜から天気は下り坂の予報だったが、当地は大丈夫そう。
 今日は私一人でちび助を病院へ連れて行った。体重が戻っていた。昨夜の点滴が残っている可能性があるが、医師(今日は主治医ではない)の診察では、薬液はすべて吸収されているとのこと。相談の結果、今日も私が指導を受けながら点滴をすることになった。注入を始めたら、液が外へ漏れ出した。昨夜の点滴で刺した穴から漏れている可能性があるとのことで、違う場所に刺しなおして再開したら、うまく行った。連続するとこういうことがあるそうだ。
 帰宅し、卵かけご飯で昼食にした。すぐにルーチンをした。このところ少し頑張っているせいか、疲労を感じる。眠くなってきた。
 3時に友人が遊びに来た。近くに住んでいながらあまり交流していないが、会社に入社以来の長い付き合いだ。彼はまだ現役で、これからも70歳まではどこかで勤務が続けられそう、とのことだった。会社をやめてからの体験談を話したが、あまり役には立たなかったかもしれない。ワイフも参加して、彼のお孫さんの話になって盛り上がった。こういった友人は多い。そういう年ごろだから。我が家もこうなるのだろうか? 色々と想像してしまう(笑)。
 ちび助の調子が良い。ずっと食欲が維持されている。やはり点滴をすると楽になるのだろう。点滴とは言え、人間なら透析だから。ちび助は口がきけないので、慢性腎不全の苦しさを訴えることができない。あれこれと試してきて、結局、自宅点滴にたどり着いたということなりそうだ。でも、ちび助が元気であれば、こちらも元気になるので、この問題解決はとても重要だ。ただ、費用がかかり過ぎるのが痛い。ペット保険に加入しているので、明日、保険会社に相談してみるつもりだ。というのは、加入して1か月以内にかかった疾病には保険がおりないルールになっていて、ちび助の場合はその1か月が経過する1週間前に百合中毒になってしまったのだ。急性腎不全で死ぬと宣告されたが、4日間くらい入院して命が助かった。その後、腎臓のケアが続いていて、今では慢性腎不全状態なのだ。
 今日も天気はもったが、体力は限界だった。早めにシャワーを浴びて、ベッドで読書する態勢に入った。

9月30日(月)「増税前に・・・の風さん」
 明日から消費税が上がるので、今日までにやっておきたいことがある。
 ワイフを駅まで送った帰りに、はがきを2通投函した。62円の官製はがきと62円の切手を貼ってあった(笑)。
 朝食後、ペット保険に電話相談した。受付開始の9時に電話したので、すんなり通話できた。事情を説明したら、オペレータが上司に相談に行った。それほど待つこともなく回答があり、申請してみてくださいとなった。どうしてこうなったのかと言うと、待機期間内に発症した疾病には保険がおりないが、事故や怪我であれば保険はおりるのだそうだ。今回の百合中毒はその事故や怪我の部類に入る可能性があるとのことだった。最終判断は保険会社でおこなうが、書類を提出してください、ということだった。暗夜にかすかな光明を見た気分で、急に元気が出てきた(笑)。明後日動物病院で主治医や受付に相談して、とにかく申請することにした。
 夏の間はずっとシャワーしか使っていなかったので、これからのために、風呂掃除をした。天井以外はすべて洗った。換気のために窓をしばらく開けていたら、ハエが侵入してきた。油断だった。サンルームにとじこめて、殺虫剤で駆除した。
 ちび助は元気である。少しずつだがキャットフードを食べていて、食欲が衰えない。
 ルーチンを軽く済ませ、来週の上京のための新幹線の切符を手配した。
 昼食は卵かけご飯。朝から気合が入っているので、超高速ランチでも、満足感がある(笑)。
 児童書の原稿の修正の続きに着手した。何とか終えて、編集者へ資料を郵送したい。タイムリミットは今日、JPの窓口が開いている時刻まで。
 ところが、始めてすぐため息が出た。ちょっと重たい修正か所に当たってしまった。節全体で直す必要があったからだ。
 結局、その節全体を見直しただけでタイムリミットが来てしまった。ま、仕方ないよね。
 レギュラーコーヒーを淹れて、ひと息いれることにした。
 ワイフの帰宅はやや遅かった。晩ご飯も遅くなり、疲労もあったので、今日はもう閉店状態になった。明日こそ原稿の修正を終えよう。

2019年10月はここ

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